工藤家の悪がき二人のお仕置き

※以下、フィクションです。

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工藤浩一の息子二人は、
長男の明浩(あきひろ)が今年中学の2年生、
二男の剛浩(たけひろ)が、一つ下の1年生だった。

二人とも小学生のころから所属している
軟式のボーイズリーグ、
雷音クラブの練習から帰ってきた二人は、

まだ、たすきがけにして持っていた
スポーツバックも下さないうちに
ささいなことから言い合いになり、

お互いを小突いたり、
引っ張ったりしているうちに
次第にエスカレートしてしまい

頭に血が上った二人は、
父の浩一から厳命されていた
「家のなかで野球ボールを投げてはいけない」
というルールもすっかり忘れて、

手ぢかにあった本や野球ボールを
ぶつけあいながら、
子ども部屋から客間まで
あちらこちらと移動した。

結果、ふすまには大きな穴があき、
床の間に置かれた花瓶を割ってしまった。

花瓶の割れる大きな音で、
冷静さを取り戻した二人だったが、

すでに仕事が早上がりで
家に帰ってきていた浩一は、
息子二人が2階でドタバタと駆け回る音を聞き、
悪ガキ二人を叱りつけるために、
階段を登っているところだった。

まだ階段を上りきらないうちに、
何かが割れる音を聞き、
急いで部屋をのぞいてみれば、
このありさまである…

「何をやっとるんだ、このバカモンが!!!」

父・浩一のカミナリが落ち、
証拠隠滅する間もなく、
現場をおさえられた明浩と剛浩は、

父に見つかった以上、
小言だけでは済まないこと、
この後に必ず尻たたきのお仕置きが
待っていることを覚悟の上、
顔面蒼白になりながら、
蚊の鳴くような声で
「ごめんなさい」と言った。

二人とも父のボーイズリーグの
ユニフォームのまま、父の目の前で
正座をさせられて、
10分程度の短い説教が終わると

父・浩一の
「よし!それじゃあ二人とも
尻を叩くからな!!」という宣言とともに
まずは長男の明浩がズボンとパンツをおろし
胡坐をかいた父の膝に腹ばいになった。

そして、丸出しになった尻に歳の数の2倍だけ、
(明浩の場合は26発の)
父・浩一の分厚い右手が振り下ろされる。

二人いっぺんにお仕置きをされるときは、
まずはじめに長男の明浩からで、
明浩が尻を叩かれている間、
弟の剛浩は正座で待機する決まりだった。、

そして、明浩のお仕置きが終わり、
下着とズボンを上げると、
今度は明浩が正座して、
弟の剛浩が尻を出して父の膝に腹ばいになり
尻叩きのお仕置きをされるのだった。

 

201304-0414-sp-胡坐の上-take2
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まったく、中学に入ってから
頭の中身は小学生程度の悪ガキのままなのに、
野球をやっているせいか、
図体ばかりでかくなりやがって…

そろそろ、膝の上に乗せ押さえつけて
平手で尻を叩くのも限界か、と
父の浩一は思っていた。

平手で数十回尻を叩いても、
多少筋肉のついてきた二人の尻には
「しつけ」と「反省を促す事」に必要ダメージを
与えているとは思えないばかりか、

『叩く回数は歳の数の2倍』という
ルールによって、年々叩く回数が増えてきたため、

二人同時に尻たたきのお仕置きをするときは、
ちょうど合計50発の平手打ちをする事になり、
いまでは浩一の平手のほうが
よっぽどダメージを受けているように思える。

そういえば、昔、俺がガキの頃、
親父から尻を叩かれるときに使われたあれは…
竹で出来た棒はどこにあるんだろう?

 

 

大学に入って家を出るまで、
親父からその竹の鞭で尻を嫌というほど叩かれ、
ミッチリとしつけをされていた浩一だったが、

もしかしたら、あの竹の棒は
まだ、納戸か物置にでもしまってあるかもしれない。
今度探してみるか…と思いついた。

次にあの悪ガキどもが悪さをしたら、
自分が父親からされていたように、
竹の鞭を使って、尻に痛いお仕置きをして、
懲らしめなければいけない年齢になったのかもしれない。

いつになったら、親父からの
尻叩きのお仕置きを卒業できるのか?

体はいっちょまえに成長しているくせに
頭の中身はいつまでも小学生男子と同じ、
悪ガキどもの事を考えながら、
ため息をつく浩一なのであった。

(続く)

 


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