良介へのお仕置き

手がけているプロジェクトの進行が思ったよりスムーズで、
俺はいつもより少し上機嫌で早い時間に帰宅すると、
玄関先で妻から長男の良介が学校を停学になった事を知らされた。

今年の春、高2になったばかりの良介は、
制服を着たまま神妙な面持ちでリビングのソファに座っていた。

俺は「良介、話があるからちょっと来い」と、
2階の良介の部屋へ連れて行き
部屋の真ん中に正座をさせて、
停学になった理由について話し合ったあと短い説教をして、
それから罰として尻を叩くと宣告した。

良介がまだ小学生の頃に、
悪さをしたり、言いつけを守らなかった時、
何度か尻を叩いた事はあったが、
まさか高校生になってやられるとは思っていなかったのだろう、
良介はきょとんとした顔をしていた。

計32回、叩くことを告げると
自分が悪い事がよくわかっているからなのか、
素直に尻叩きの罰を受けることを承諾した。

ちょっとやりすぎだろうかとも思ったが、
ここできつくお灸をすえてやらないと、
少しルーズなところのある彼は、
色々な誘惑に流されるまま
人生の舵取りを誤る事になるかもしれない。

厳しい仕置きかもしれないが、
自分の人生の責任は自分で取るしかないという事を
学んで欲しいと俺は願う。

俺は一度大きく深呼吸してから
「よし!じゃあお仕置きをしてやるから
机に手をついてお尻をだしなさい!」と
命じたのだった。

20080423_ryosuke


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